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小説『ぼぎわんが、来る』レビュー!名前を呼ばれても返事をするな・・・あぁもうヤダ怖いッッッ!!

はいどーも!さとるです。

先日『八つ墓村』を読破して以降、物語を読むことにハマッているわたくし。
この度、生まれて初めて「ホラー小説」なるものを読んでみたんですが、

なかなかコワオモでしたわ!

※コワオモ=怖くて面白いの意。さとる語。

さとる
特に序盤はかなり怖かったです

と、いうわけで今回は小説『ぼぎわんが、来る』のレビューです!!

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人生初のホラー小説に背筋が凍ったの巻

あらすじ

幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。
原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。

その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?

愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。

真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。

引用:Amazon商品ページより
さとる
謎の存在が「ぼぎわん」って呼ばれてるのも怖ぇよね

さとる的解説

”名前を呼ばれても、決して返事をしてはならない”

「ぼぎわん」と呼ばれる謎の存在が、主人公たちに少しずつ迫ってくる「恐怖」を描いた物語。

本作を手掛けた澤村伊智氏は、ぼくと同級生ということでなんとなーく親近感が沸いていたりします。
出版社勤務を経てフリーのライターとなり、初の長編小説として書き上げた本作が2015年の日本ホラー小説大賞にて大賞を受賞し、小説家デビューを果たしました。

さとる
同級生なのに格が違うぜ・・・
いぬ
さとるにもきっといいとこあるワンよ

本作の特徴は全3章の構成になっていて、

  • 第1章「訪問者」:田原秀樹の視点
  • 第2章「所有者」:田原加奈の視点
  • 第3章「部外者」:野崎昆の視点

という3人の異なった視点から描写されます。

どの章も、迫りくる「ぼぎわん」の恐怖を中心に書かれているんだけど、それぞれ主人公が異なるので、同じ物事でも違った捉え方をしているのが面白いなぁと感じました。
このような形になったのは「一人称視点で長編を書ききるのは難しいと判断したため」だそうですが、それが功を奏しているのではないかと思います。

良いところ

序盤の描写はまさに恐怖!
すりガラスに映る灰色の「それ」なんかは、想像しただけで背筋がゾクゾクするw

「ぼぎわん」自体は澤村氏の創作だそうですが、その由来として劇中で説明されているものが「民間伝承をベースにしたもの」なので、妖怪や地方に伝わる怪談など、日本古来からの言い伝えのような感じで妙に説得力があったりします。

三重県の海女が使う「ドーマンセーマン」が出てくるなど、フィクションの中にノンフィクションを混ぜてあるわけですが、その混合比率がうまいなぁと感じました。

また、「ぼぎわん」という名称の由来も、西洋圏における「(不特定の)オバケ」を意味する「ブギーマン」からだとしていて、フィクションながらに面白かったです。

なんにしても、だ。

比嘉(姉)は絶対可愛いと思うんだ。

※名前は出来る限り知られたくないらしいので、一応「姉」と伏せておきます(笑)

全身に(お祓いのせいで)キズや火傷があるという設定ですが、黒髪ロングでクールな性格=美人という方程式はぼくの中では不文律なので、そういう妄想をしながら楽しく読ませて頂きましたw

あぁ・・・メガネかけてもらってクイッとしてもらいたい(ハァハァ

映画版では松たか子さんがキャスティングされていますが、ちょっと年上すぎませんかね?小説では30代前半くらいだったはず。
(映画まだ見てないので評価自体は出来ませんが・・・ひょっとしたらハマり役かもですね)

悪いところ

1・2章が迫りくる「ぼぎわん」がなかなか怖かったんだけど、実際に「ぼぎわん」と対峙する3章はちょっと残念でした。

「ぼぎわん」の正体を見極めるくだりまでは面白かったんだけど、終盤の霊能力バトルに関してはちょっと「うーん・・・」という感じです。
なんていうか、キタローの妖怪バトル見てるような印象で、直接的すぎるんじゃないかなぁ?と感じました。

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『ぼぎわんが、来る』の総評!

3章ラストにグダグダ感はあったものの、初めてのホラー小説としてなかなか面白く読ませて頂きました。

ネットで読める「洒落怖(シャレにならないくらい怖い話)」シリーズが苦手なので、「ホラー小説なんてぜってー読まねぇぞ!」なんて思っていた時期がぼくにもありました。
しかし、本作に登場する比嘉(姉)と真琴の霊媒姉妹には魅力を感じましたし、彼女たちが再び登場する続刊があるそうなのでちょっと読んでみようかな、という気になっていますw

なので、「ホラーは基本苦手だけど、ちょっと興味ある」って方にはオススメ出来るかな?と思います!

さとる
映画も観てみようかと思ってます!

というわけで今回はこの辺でおしまい!それではまたー!!

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