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ジャンヌ

はいどーも!さとるです。

皆さんは「会ってみたい歴史上の人物」っていますか?

ぼくは何人かいるけれど、そのうちの1人が「オルレアンの乙女」として知られる、フランス救国の英雄ジャンヌ・ダルクです。
イギリス(イングランド)とフランスとの間に起きていた「百年戦争」のさなか、小さな村の農家の娘として育った彼女が、なぜ歴史の表舞台に立ち、故国を救うまでに至ったのか?

それには、彼女が信仰していた「神」と関係があるのです。

さとる
実にミステリアスっす!!

と、いうことで今回はジャンヌ・ダルクについてご紹介します!!

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少女は神の声を聴き、故国を救った

▲1485年頃、ジャンヌの死後に想像で描かれた肖像画
画像引用:wikipedia

まずは「ジャンヌ・ダルクとは一体どんな人物だったのか?」を知るために、彼女の生涯をさらっとご紹介しておきましょう。

農家の娘として生まれる

▲ジャンヌの生家。片流れの屋根がなんかオシャンティです
画像引用:wikipedia

時は1412年、イギリスとの間で王位継承権と領土を争って勃発した「百年戦争」の真っ最中であったフランス。

後に「救国の乙女」として英雄となるジャンヌ・ダルクは、ドンレミという小さな村に生まれます。
父ジャックは、東京ドーム換算で4個分に相当する約20ヘクタール分の農地を持つ農家で、村の自警団長も務めていたそうです。

さとる
なんでもかんでも東京ドーム換算すんじゃねぇ!
いぬ
いなかっぺはコレだから困るワン

神の声を聴く

敬虔なカトリック教徒だったジャンヌは、ある日「神の声」を聴いたとされます。
大天使ミカエルによって与えられたその啓示は、「イングランド軍をフランスの地より駆逐し、王太子を戴冠(たいかん)させよ」というものでした。

当時のフランスはイングランド軍によって北部を制圧されており、歴代のフランス王が戴冠した都市ランスも押さえられている状況でした。
王太子シャルルが正式に「フランス王」と認められるには、イングランド軍を追い出し、王太子をランスにある大聖堂にて戴冠させる必要があったのです。

※戴冠とは文字通り「冠を載せる」ことで、神の名のもとに正式に王位を継ぐことです。

さとる
どこにいようが、「フランス王に俺はなる!」って言えばイイようなもんだけどね
いぬ
そういう時代なんだと思うワン

王太子との謁見

4年もの間、「神の声」を聴いたジャンヌは自らが「神の使徒」となる覚悟を決め、王太子シャルルがいるシノンへと向かいます。
シャルルはこの時、替え玉を用意して隠れていましたが、ジャンヌはそれを見破って王太子を見つけ出したとされます。

また当時、「フランスが危機に陥った時、武装した少女がロレーヌより救済に現れる」という予言がウワサされていました。
ジャンヌの登場はまさにこの予言と重なるものであり、謁見時に「神の声」の内容を聞いたシャルルは彼女を信用することになるのです。

さとる
予言当たってんじゃん!

オルレアン解放~ランスでの戴冠

▲オルレアン包囲戦で旗を振るジャンヌ
画像引用:wikipedia

シャルルの信用を得たジャンヌは、フランス軍に合流すべくオルレアンへと向かいます。

この都市はフランス、イングランド双方にとって重要な場所で、もしここを突破されたらフランスは終わりだと言われていました。
両軍の戦闘は半年以上に及んでいましたが、ジャンヌが戦地に到着してからわずか9日間でイングランド軍は撤退、フランスは勝利を収めるのです。

▲ジャンヌさん、ついに憧れのランスへ
画像引用:wikipedia

その後、フランス軍は快進撃を続け、イングランド軍に占領されていた都市を次々と奪還していきます。
そして、1429年7月ランスを奪還し、ジャンヌが切望した王太子シャルルの戴冠式が行われ、晴れてフランス王シャルル7世へとなったのでした。

異端審問を経て処刑へ

▲ブルゴーニュ派によって捕まってしまうジャンヌ
画像引用:wikipedia

1430年5月、コンピエーニュ包囲戦に参加したジャンヌは、ブルゴーニュ公国軍によって捕縛され、最終的にイングランドへと引き渡されます。

ジャンヌはイングランドが占領していたフランス西部の都市ルーアンへと移送され、その地で受けた一方的な異端審問(=宗教裁判)によって火刑を宣告されます。

1431年5月30日、ジャンヌの火刑は執行されました。
遺体は灰になるまで徹底的に焼かれたそうです。

さとる
イングランドにとって、ジャンヌの存在はうっとーしかったでしょうからな

彼女の生涯を簡単に知るなら「映画」がオススメ

ジャンヌの生涯を簡単に知りたいのならば、1999年公開の映画『ジャンヌ・ダルク』を見てみると良いでしょう。

『レオン』で有名な、リュック・ベッソンの監督作。
主演のミラ・ジョヴォヴィッチの熱演も去ることながら、後半から登場するダスティン・ホフマンの存在感がパねぇっす。
大規模な戦闘シーンや、当時の雰囲気も歴史公証がしっかり行われているので、中世ヨーロッパ大好きなぼくにとってはタマラン映画なのです!

※左からDVD購入・字幕版レンタル・吹替版レンタルになります。

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本当に「神の声」を聴いたのか?

▲主に祈りを捧げるジャンヌちゃん

19歳の若さでこの世を去ったジャンヌ・ダルク。

近年の研究でも、多くの歴史家たちによって「敬虔なカトリック教徒であったのは疑いの余地もない」とされるほどに信仰心の篤かった彼女ですが、本当に「神の声」を聴いたのかどうかが気になるところです。

なぜ「神」はフランスの味方をしたのか?

ジャンヌが聞いた「声」の正体について、幻覚ではなく、本当に見えざる存在からの啓示だったとするならば、「なぜフランスの味方をしたのか?」という疑問が浮かんできます。

「フランスの土地にイングランドが攻めてきてるから」などという人間の都合的な理由で、万物の創造主たる神が肩入れするなんてあり得るものでしょうか。

「ここは誰々の土地だから、おまえらヨソモノは出てけや」と神がその力を行使する、なんてことするもんですかね。
そんな面倒なことをするくらいなら、百年戦争が始まる前に「神の力」とやらで防いでおけや!という話になるわけで、啓示を時の王様や神職者に降ろせばいいだけなんですよね。
なぜ戦争が100年近くも続いたあとで、よりにもよって田舎の娘っ子に降ろしたんでしょうかね。

そもそも、聖書に従うならば地球も人間も神の創造物であるわけで、人間同士の土地問題に神が介入するだなんて変な話です。

さとる
神さまにはもう少し頑張って欲しいと思います
いぬ
神に対してすげーえらそうだワン

田舎娘、軍事的才能を発揮する

「神の声」を聴いたジャンヌ・ダルクは、従軍してからの初戦であるオルレアンを始め、コンピエーニュの戦いで捕まるまでの間、数々の軍事的な才能を発揮しています。

文字の読み書きも出来なかった少女が、作戦を立案し、馬に乗り、旗を振って兵を鼓舞し、そして勝利へと導く。
それまでは農場で羊とたわむれていただけの田舎娘が、軍事訓練も受けず、いきなりこんなこと出来るもんなんだろうか。

さとる、大いに疑問です。

「神の声」を統合失調症による幻覚とする説もありますが、それでは彼女の軍事的な活躍っぷりを説明する根拠にしては弱いのは明らかです。
予言めいたことも出来たといいますし、見えざる者によって「何らかの力」を与えられていたとするほうが納得できます。

さとる
啓示を与えたのは本当にミカエルだったんでしょうかね

さとるの見解

ジャンヌの才能が「見えざる存在」によってもたらされ、フランスをイングランドから守ったとするならば、

それは、本当に神の力だったのか?

という疑問がぼくの中で生じます。

ぼくは初期仏教徒ですから、その信仰上に「人類のやることに介入するような絶対的超越者の存在」は想定していませんので別になんだっていいんですが、神が片方の勢力に肩入れするってことはオカシイと思うのです。

ジャンヌを自らの使徒として利用し、目的を果たした後は彼女を守ることもせずに火あぶりにしてしまったこの「存在」は、誤解を恐れずに言えばぼくは「悪魔」だったんじゃないかと思っています。
ミカエルではなく、ルシファー的な存在が啓示と力を与えたんじゃなかろうかと。

彼女の類まれなる才能を考えれば、ジャンヌに何らかの力が働きかけていた可能性も考えられるし、それを生み出した根源的なものが「強い信仰心」に裏付けされているのは間違いないでしょう。

彼女の故郷であるドンレミ村はイングランド軍(およびブルゴーニュ公国軍)によって何度も襲撃にあっていますし、近親者の悲惨な死を間近で見たこともあったはず。
その都度、神に救いを求めて教会で祈りを捧げていたときに、強い信仰心を持つがゆえに彼女はある種のトランス状態に入り、「悪魔的な何か」と感応してしまったのかもしれません。

今流行りの瞑想も、中途半端に行うと「魔境」というところに入るって話ですしね。怖いですね。

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まとめ

ジャンヌの生涯を簡単にまとめると、

  • 1412年、ジャンヌさんフランスの田舎で生まれる
  • 敬虔なカトリック教徒だった彼女は、ある日「神の声」を聴く
  • その声に従い、ジャンヌは百年戦争へと参加
  • 数々の勝利をあげた後、敵軍に捕まり19歳で処刑される

といった感じです。

彼女を導いた「声」の正体はなんだったんでしょうか。
神だったのか、それとも悪魔だったのか。彼女への興味はつきません。

ちなみに、彼女の容姿は身長約158cmの小柄な女性で、

美形だった

とされています。

ぐへへ、興味が尽きませんなぁ・・・!!

というわけで今回はこの辺でおしまい!
それではまたーーー!!

さとる
死ぬまでに一度でいいから、ジャンヌの足跡をたどるフランス旅行したいなぁ
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