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小説『八つ墓村』レビュー!古いからって読まず嫌いは損。めっちゃ面白いよこれ!

はいどーも!さとるです。

かの有名な「八つ墓村」を読んでみたんだけど、

めっちゃ面白かった。

ここ数年は実用書ばかり読んでたので、物語は久々だったということもあると思うけれど、古典と言って差し支えない小説がここまで面白いとは思いもよらず、一気に読破してしまった次第です。

さとる
仕事の休憩中や、休日のスキマ時間はどっぷりでした

というわけで、今回は小説「八つ墓村」のレビューです!!

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祟りじゃあああ!八つ墓の祟りじゃあああ!!

あらすじ

▲角川文庫Kindle版。
表紙の絵がとても雰囲気があってよろしいです。

戦国時代、財宝と共に八人の落ち武者たちがとある村へと逃げ延びるが、欲にかられた村人たちの裏切りによって惨殺される。
その後、祟りを恐れた村人たちは落ち武者たちを弔い、守り神として祀ったことから村はいつしか「八つ墓村」と呼ばれるようになった。

それから数百年が経ち、落ち武者たちを惨殺した首謀者である田治見家の子孫・田治見要蔵は、妻子がありながら鶴子という女性を蔵に監禁する。
ある日スキを見て鶴子は逃げ出すことに成功するが、それを知った要蔵は激怒し、見境なく村人たちを殺害する事件へと発展してしまう。

血の惨劇から26年が経ち、事情を知らず神戸に住んでいた鶴子の息子・辰弥は、ある時ラジオにて彼の行方を捜している者が現れ、「八つ墓村に帰ってきて欲しい」と頼まれるが・・・

さとる
内容が複雑なので、あらすじ書くの難しい
いぬ
意訳:空気読んでくれワン

さとる的解説

「金田一耕助」と言えば、小説家・横溝正史氏の探偵小説シリーズにおける主人公で、江戸川乱歩の「明智小五郎」、高木彬光の「神津恭介」と並んで「日本の三大名探偵」と呼ばれております。

ぼく世代だと、「じっちゃんの名に懸けて!」(実写担当:近畿のキッズの片割れ)を決め台詞とする高校生探偵の祖父にあたる人、といえば分かりやすいような分かりにくいような。

そんな「金田一」シリーズの中でも、本作「八つ墓村」はシリーズ最多となる10本(映画3本・ドラマ7本)の映像化、および漫画化や舞台化といった展開が多い人気作。
映像化については同じ横溝作品の中でも、ゴムマスクを被ったスケキヨで有名な「犬神家の一族」と並ぶ数となっており、その人気っぷりが伺えます。

初版は今から50年ほど前になる1971年。
古い作品にはなりますが、月並みな言葉を用いれば「今も色あせない名作」と言って良い作品でした。

現代に比べれば娯楽も少なかった時代、この作品の持つ躍動感に手に汗握った読者も多かっただろうな、と感じましたね。

良いところ

本作のスゴさは、なんといっても

キャラが立ちまくってる

ところだと思いました。

主人公の辰弥はフツーの青年といった印象ですが、脇を固める登場人物たちがとても濃い。
その中でも、田治見家に住む小梅様と小竹様という双生児姉妹や、通称「濃茶の尼」と呼ばれる盗み癖がある尼僧など、ババァたちの存在感が異常です。

ちなみに、金田一耕助は本作の主人公ではなく、辰弥をストーリーテラーとして、物語に出てくる登場人物の1人にしかすぎません。

また、推理小説でありながら冒険の物語でもあります。
奇妙な殺人事件の犯人を推理するかたわら、謎めいた八つ墓村の秘密を暴いていく展開には胸が躍りましたねぇ!

さとる
久々に小説読んだので、物語ってやっぱり面白いなぁとつくづく感じましたね!

悪いところ

1971年の小説なので、色々と古いです。

戦後間もない時代が舞台となっていますし、主人公の辰弥に至っては大正生まれという設定なので、大昔の人のように感じてしまいます(笑)
昭和50年代生まれのぼくでもそう感じるので、現代の若者だとかなりのギャップを感じることでしょう。

しかしながら、時代を感じさせるディテールさえも本作の魅力と言ってよく、時代背景をうまく咀嚼できさえすれば本当に面白い作品だと思いますので、読まず嫌いな方にも手に取って頂ければな、と思います。

さとる
映画版も観てみようかと思ってます!
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『八つ墓村』の総評!

半世紀前の古い作品ながら、登場人物のキャラクター、複雑な人間関係、巧妙なトリックなど、とても娯楽性の高い作品だなぁと感じました。

ぼくにとって初めて手に取った「金田一シリーズ」ですが、金田一耕助=探偵くらいの知識があれば(なくても作中に説明はありますが)楽しめるのも魅力です。

さとる
ぜひ読んでみてください!

というわけで今回はこの辺でおしまい!それではまたー!!

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