
はいどーも!さとるです。
キタロー見てるor見てたなら分かる人もいると思うんだけど、「あかなめ」って妖怪がいるんですよ。
文字通り、「アカをなめる」のが生きがいの妖怪なんですけど、
人生楽しいのかな
って考えてみたら、気になって仕方なくなってしまいました。

Contents
夜な夜なアカをなめる人生を考える
そもそも「あかなめ」ってどんな妖怪?

江戸時代に描かれた「画図百鬼夜行」より。
画像引用:wikipedia
「あかなめ(垢嘗)」は人々が寝静まった夜に家屋に侵入し、風呂場にたまった垢をなめ回すというド級の変態妖怪です。
衣服は着用せず、ボサボサの髪の毛、垢をなめることに特化した長い舌、足にある1本の長いかぎ爪のようなものが特徴です。
「垢=赤」を連想させることから、身体の色は赤色が多いようですが、「鬼太郎」シリーズでは緑色になっているので一概にどちらと言えるものでもありません。
古くは1686年の『古今百物語評判』という怪談本に「垢ねぶり」という名前で登場しており、それが後年「あかなめ」に変化したのではないかと推察されています。

「あかなめ」の行動パターン

「風呂場にたまった垢をなめる」だけで、他には何もしない模様。
人間に危害を加える気もないようなので、人畜無害な妖怪と言って差し支えなさそうですね。
また、清潔を保っていれば現れることもないようなので、掃除をサボらなければ何の問題もありません。
風呂場をベロンベロンに舐められることに抵抗がない or むしろ掃除してくれてありがとう的なメンタルの持ち主ならば、大歓迎できる妖怪かもしれませんね!

そんな「あかなめ」の人生は楽しいのか?

「垢をなめる」だなんて人間にはちょっと考えられない行為ですが、本人は好きでやってることなので、それなりに楽しいんじゃないでしょうかね。
ターゲットとする人間によって垢の味も変わるでしょうし、そういったグルメ的な部分を追求する意識高い系もいるに違いありません。
夜な夜な家屋に侵入するのも、それ自体にスリルと興奮を感じているならばエンジョイ出来てるんじゃないかと思われます。
スネークごっこが捗りますね。段ボールは必須でしょう。
ただ、昨今はキレイ好きな方も多いですし、「垢のたまった風呂」を探すことが難しくなっているのではないかと心配になってしまいますね。

あなたがもし、あかなめさんに愛情を感じているならば、しばらくお風呂は掃除しないであげてくださいね!
妖怪「あかなめ」さんのまとめ!
今回の記事をまとめると、
- あかなめは「垢をなめる」だけの妖怪
- 夜な夜な風呂場に侵入し、たまった垢をなめる
- それ以外は何もしない
- ボサボサの頭、長い舌、足のかぎ爪が特徴
- 身体は赤色がほとんど。たまに緑の場合もある
といった感じです。
今宵も日本のどこかで、あかなめさんは不潔なお風呂を探して歩きまわっているかもしれませんね。

というわけで今回はこの辺でおしまい!それではまたー!!