
はいどーも!さとるです。
もし今後、大規模な戦争や災害が起こり、現在の文明が崩壊した場合。
人類が文明を再建する場合に何が必要でしょうか?
そう、指針ですね!

というわけで、今回は「世界崩壊後の人類へのメッセージ」とされる、ジョージア・ガイドストーンについて調べてみます!!
Contents
こんなもんわざわざ作るなんて・・・一体何が目的なんですかね?
「ジョージア・ガイドストーン」とは?

誰が何の目的で建立したかは謎のままです。
画像引用:wikipedia
「ジョージア・ガイドストーン」と呼ばれる謎のモニュメントは、その名の通りアメリカ合衆国ジョージア州という場所にあります。
花崗岩で出来た6つの板で構成され、高さは約6メートル、総重量は108トンにもなるデカブツです。
中央には柱のようなもの、その上にはキャップストーンと呼ばれる平たい石、そして、それを囲むように4枚の大石板で構成されています。
この配置には天文学的な意味もあり、「アメリカのストーンヘンジ」とも呼ばれてる所以です。

同い年なので親近感わきまくりんぐ!

4つの大石板と10のガイドライン

左はヘブライ語、中央はサンスクリット語、右はヒンディー語。
画像引用:wikipedia
「ジョージア・ガイドストーン」を構成する4つの大石板には、表と裏両面に8つの言語による「10のガイドライン」が刻まれています。
ガイドラインとして刻まれた言語は、英語・スペイン語・スワヒリ語・ヒンディー語・ヘブライ語・アラビア語・ロシア語・中国語の8つで、中央の柱に載せられたキャップストーンには、バビロニア語やサンスクリット語などの古代文字が刻まれているんだそうな。

刻まれた言葉を訳すと以下の通り。
1:大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する
引用元:wikipedia
2:健康性と多様性の向上で、再産を知性のうちに導く
3:新しい生きた言葉で人類を団結させる
4:熱情・信仰・伝統・そして万物を、沈着なる理性で統制する
5:公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護する
6:外部との紛争は世界法廷が解決するよう、総ての国家を内部から規定する
7:狭量な法律や無駄な役人を廃す
8:社会的義務で個人的権利の平衡をとる
9:無限の調和を求める真・美・愛を賛える
10:地球の癌にならない - 自然の為の余地を残すこと - 自然の為の余地を残すこと
この謎めいた内容に、陰謀論者たちがザワついたのも無理はありません。


解説用の石板

タイムカプセルの開封日は空欄のままです。
画像引用:wikipedia
これとは別に、「ジョージア・ガイドストーン」を解説するための石板もあります。
実に親切な設計ですね。いい仕事してます。
解説用の石板には、
- 建設年月日(1980年3月22日)
- 製作者とスポンサー
- モニュメントの構造
- モニュメントの材質や重さ
- 使用されている言語
- 天文学的な仕様について
- タイムカプセルの所在
などが刻まれています。
タイムカプセルについては「解説用石板の6フィート下にある」と刻まれているものの、本当に埋設されているかは不明なのだとか。さらに、開封年月日も空白のままになっています。


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ロマンチックな天文学的ギミック

北極星が常に見えるように設計されているらしい。
画像引用:wikipedia
中心にある柱には穴やスリット状のものがあり、太陽や月の運行、北極星などを観測できるように設計されています。
また、別の穴には夏至と冬至、春分点と秋分点の時の日の出が見えるように、ぴったりと合わせてあるという特徴も持っているんだとか。
なんともステキな仕様です。

「ジョージア・ガイドストーン」は誰が作ったのか?

ラテン語で「薔薇は蜜をハチに与える」と書かれている。
画像引用:wikipedia
1979年、ジョージア州エルバート郡にある石材業者「エルバートン・グラナイト・フィニッシング社(Elberton Granite Finishing Company)」に、「R.C.クリスチャン」と名乗る人物がモニュメントの制作を依頼しに来ました。
彼の名は解説用石板にも刻まれているものの、その下にはハッキリと「偽名」と書かれており、依頼人の本名は明らかにされていません。
この偽名は、17世紀に存在したとされる人物「クリスチャン・ローゼンクロイツ(通称C.R.C=Christian RosenCreuz)」を思わせることから、彼が創設した秘密結社「薔薇十字団」と関連しているのではないか?と考える陰謀論者もいます。


で、「ジョージア・ガイドストーン」の目的って一体なんだ?

画像引用:Flickr
陰謀論者たちの話を真に受けるのならば、この奇妙なモニュメントを建てた目的は「(世界崩壊後の)文明再建の指針」です。
「ジョージア・ガイドストーン」が建てられた1980年当時は、アメリカと旧ソビエトの間で起きていた冷戦のさなか。
いつ第三次世界大戦に発展するか分からない状況であったため、戦後に生き残った人々に向けたメッセージなのでは?と解釈するのが一般的なようです。
「人口5億人以下」というのは、人類が地球環境と”共存”していくうえで”持続可能な社会”を築くための数字(一説には3.5億人とも)なので、このことが飛躍してイルミナティなどによる「人口削減計画」だとする陰謀論者もいますが、果たして真相は何なのでしょうか??


「ジョージア・ガイドストーン」のまとめ!
今回の記事をまとめると、
- アメリカ合衆国ジョージア州に「ジョージア・ガイドストーン」と呼ばれるモニュメントがある
- 1980年に完成
- 「ガイドストーン」は6つの花崗岩から構成される
- 高さは約6メートル、総重量は約108トン
- 4枚の大石板には「10のガイドライン」が8つの言語で刻まれている
- タイムカプセルもあるとされるが、埋設されているかは不明
- 制作の依頼者は「R.C.クリスチャン」と名乗る人物
- 偽名であるが、「薔薇十字団」の創設者クリスチャン・ローゼンクロイツを思わせる
- 「薔薇十字団」はフリーメイソンの内部組織とされる
といった感じです。
どこかの超絶お金持ちが酔狂で依頼するようなものなのか、はたまた裏で何らかの組織が関与していたのか?
真実はいつか判明するのでしょうか??

というわけで今回はこの辺でおしまい!それではまたー!!