
はいどーも!さとるです。
皆さんも日常的によく耳にする「〇〇三昧(ざんまい)」という言葉。
「めちゃくちゃ〇〇している」状態を表現する時に用いると思いますが、この「三昧」の言葉の由来と意味・・・知ってますか?

さとる
言葉の由来、実はアレなんです

いぬ
よく似てるけど、「三昧」の「昧」は「味(あじ)」とは違う漢字ワン
ボーッと生きていなくても知る機会の少ない言葉だと思うので、今回は「三昧」の意味についてご紹介したいと思います!
「三昧」の由来と意味は〇〇
本来の読み方は「さんまい」と読みます。
「ざんまい」と読むときは接尾語として用い、「贅沢三昧」や「読書三昧」、「すしざんまい」といったように使用します。

さとる
むかし「中華三昧」って袋麺あったの知ってる人いるかな
言葉の由来は〇〇
この「三昧」という言葉、実は「仏教」由来なんです。
古代インドで用いられていた、「サンスクリット語」の「サマーディ(samadhi)」という言葉が中国に入った際に音写され、「三昧」という漢字が当てられました。
「三摩地(さんまぢ)」という音訳もあり、こっちの方が元々の発音には近いですね。

さとる
「サマーディ」はサンスクリット語なので、同じインドの宗教であるヒンドゥー教などでも使われています
言葉の意味
サンスクリット語の「サマーディ」とは、「瞑想などで精神を集中させ、心が安定している状態」という意味で、元々は宗教用語です。
天台宗の修行の一つである、「常坐三昧(じょうざざんまい)」は90日間坐禅を続けるというものですが、このように「1つのことを集中してやる」ことを俗世間では「〇〇三昧」と呼ぶようになりました。
従って、「すしざんまい」は「うはw今日めっちゃ寿司食ったろwww」的な感じの意味合いでとらえればOKかと思います。

いぬ
たまには「おやつ三昧」したいワン
「ざんまい」のまとめ!
今回の記事をまとめると、
- 「三昧」は仏教語由来
- 元々はサンスクリット語の「サマーディ」
- 中国で音写され、「サマーディ」が「三昧」に
- 意味は「精神を集中し、心が安定している」状態のこと
- 転じて、日常的には「物事に集中・熱中している」様子のこと
- 例:「贅沢三昧」→「めっちゃ贅沢しまくってる」
ちょっと前にネット掲示板で流行した、「この後めちゃくちゃ〇〇した」をこの言葉で置き換えると、「この後〇〇三昧」とちょっと味気ない感じになってしまいますね。
すげー短いけど、今回はここまで!それではまたーー!!

さとる
「すしざんまい」のパロディ絵描きたかっただけです

いぬ
さとるは正直な子だワン